[18] 冬に想うこと。
夏よりも、冬が好き。傍に居ると物理的に、手を繋いだり暖めあうきっかけが沢山あるから。暑い時季は、くっつこうという気持ちが強く存在しないとくっつけない。馨は「いつでもくっつくくせに」と笑うだろうけど。

街の中、手を繋いでもポケットに彼女の手を忍ばせてもあんまり目立たないんだよね。寒いのって好き。彼女も、きっと傍にいたらくっついてくれるに違いない。それだけで選ぶわけではないけれど、一番好きな季節は「冬」。

冷えた空気。冷えた空。心も身体も研ぎ澄まされるようで、冴え渡るようで、心地よい。だからこそ感じるその体温は、身体の芯まで、ココロまで暖めるようで幸せを感じる。

近くて遠い、彼女との距離。
カタチだけじゃなくて、想いあうことに必要なものはなんだろう?
お互いがお互い以外で創られていく幸福の上に、この関係は成り立つのだろうか?
つくづく、遠距離恋愛、そして重複恋愛の難しさを感じる。

大好きな冬。
君の声、君の笑顔、君の体温。
この冬も、思い出すたびに幸せになれるような思い出ができることを願います。

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